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アトピー脳の特性について

どのように脳の働きがよくなり、免疫力を高める脳になるのでしょうか?

 

でも、その前にそもそも脳は、どのような特性があるのか?
を知る必要があります。
 

私たちは脳の中で、いろいろなことを思考したり感覚を感知したり、様々な精神活動を行っています。

 

この精神活動は、人間が 持っている精神の座として主に活動する大脳新皮質です。
 

そのさらに内側に、感情や本能欲求に関する大脳辺縁系、さらに生命を維 持するために働く脳幹があります。
 

脳科学では、下位の脳は上位の脳の命令を受け働くという考え方があるようです。


脳幹は大脳辺縁系の命令を受け、大脳辺縁系は大脳新皮質の命令を。

そして大脳新皮質は前頭葉から、といったルートになっているようです。

 

自律神経・ホルモンの中枢は脳幹の上位付近の視床下部にあり、神経伝達物質は大脳辺縁系も関係しているようです。

 
 

ここで脳の特性について一例をあげます。
 

大脳辺縁系に扁桃核という好き・嫌い、快・不快にかかわる器官があります。
 

この扁桃核が嫌いや不快と判断すると、脳は体全体をコントロールして、逃避行動や闘争行動をとるように仕向けます。


アトピーの方は、「かゆみ」という不快な刺激が、常にかかりやすくなっていますので、 脳はそれに対処するために逃避・闘争行動を起こすように仕向けます。


そうすると、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンや神経伝達物質がでて、体を興奮させます。
 

そうなると免疫細胞は、外部免疫に対して過敏に働くようになり、炎症が起きやすくなります。


また、腕や太もも・首・肩などの筋肉も硬直させ、予測される衝撃に備えます。

アトピーの人のほとんどに、強い首こりや肩こりが見られるのはここが原因だと思っています。


アトピーで心身のバランスを崩す方がいらっしゃいます。
 

それは、脳から常にストレスホルモンが出て、セロトニン・エンドルフィン・ ベーターエンドルフィンなどの快楽神経伝達物質が出にくい脳内環境にあるからだと推測いたします。


逆に、セロトニンなどの快楽神経伝達物質が出やすい脳内環境であると、平和・くつろぎ・安定した状態に体をコントロールします。

 
免疫でいうと、脳が逃避行動や闘争行動をとるよう仕向けると、外部に対する免疫は過敏に働きます。

その反対だと外部に対する免疫を緩和してくれます。


このような状態が、体内で生じているため、免疫も自分自身の体を本能的に守るため臨戦態勢をとっているんだと思います。


本能の脳(大脳辺縁系・脳幹)は、高度なことはわかりません。
 

要は、自分が安心できるか、緊張しないといけないか、という2者の間で、本能的に反応しているのではないかと推測してます。


 

アトピーの自然療法にあたって、「かゆみ」が大きな課題になってきます。

かゆみは、立派な身体ストレスです。

 
アトピー患者さんにお聞きすると、1000匹の蚊に刺されるよりもかゆいと言われてる方もいました。

想像を絶するかゆさとストレスです。。。

 
しかも、かゆみの刺激は、睡眠中も脳には刺激として入り続けます。

そのストレスが緊張状態を作り出してしまい、外部免疫が高まり、炎症を悪化させてします。


免疫バランスを整えるために、安心・くつろぎ状態の脳内環境をどうやってつくっていくか?

その方法はコチラから

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